1、ビーシュリンプへのおすすめ商品を教えてください。

当店で育成してきた経験を踏まえ下記のオススメ商品をご紹介します。
クリックすると詳しい商品説明欄に移行します。

繁殖させる
ほうれん草をあたえる
昆布をあたえる
ケールをあたえる
動物性の餌をあたえる
酵素をいれる
フルボ酸をいれる
プラナリアを退治する
バクテリアを投入する
稚エビに餌をあたえる


2、ビーシュリンプに合う水草を教えてください。

ビーシュリンプにはほとんどの水草が合います。ただし、無農薬の水草を選んでください。
当店の水草は無農薬ですので安心です。以下ご紹介します。

ウィローモス類 は新芽が餌になります。
浮草類「アマゾンフロッグピット」
「フィランサス・フルイタンス」
「サルビニア・ククルアータ」
「マツモ」などは根っこや草体にぶら下がる姿が面白く浄化にも役立ちます。

「グロッソスティグマ」 
「ニューラージパールグラス」
「ショートヘアーグラス」
「ヘアーグラス」
「キューバパールグラス」
「エラチネオリエンタリス」 底砂の糞を栄養として水を浄化してくれます。

流木付きの水草、ウィローモスや、アヌビアス類は、稚エビや脱皮直後の隠れ家になります。
丈夫であり手間もかかりません。当店の水草はビーシュリンプ用に無農薬にしております。ぜひともビーシュリンプとともにご購入ください。




        




3、飼育できる数は?

1リットルにつき2匹くらいが目安です。


4、産卵するのはいつくらいですか?

レッドビーシュリンプの場合は、生後3ヵ月くらいからといわれています。一度の抱卵で20-50匹の卵を持ちます。
水温25℃くらいであれば約25日前後で孵化します。
平均孵化率は80%前後です。孵化直後は透明で、孵化後2-3時間で薄く赤色が付いてきます。


5、他の魚を入れても大丈夫でしょうか?

繁殖を望む場合は魚をいれずに単独飼育がいいかと思います。理由は、稚エビが魚に食べられてしまうからです。
コケを取る石巻貝などは大丈夫です。


6、他の種類のエビと混泳は大丈夫でしょうか?

ヤマトヌマエビのようなエビには捕食されることがあるようです。ミナミヌマエビやレッドチェリーシュリンプなどは問題ありません。


7、購入時よりも色が落ちている気がしますがどうしてでしょうか?

購入時の水槽と導入した水槽は環境が違うため水質があっていない、環境に慣れていないなどが考えられます。
環境に慣れていない場合は、慣れてくることで発色が戻ります。また色をきれいに出す餌なども販売されていますので試してください。


8、プラナリアがでました。どうしたらいいでしょうか?

元気な個体を襲うことはありませんが、プラナリアを見つけ次第取り除いてください。プラナリアだけ取ることができる器具もありますのでお試しください。プラナリアを退治するにはプラナリアゼロがオススメです。


9、稚エビを見つけることができません。なぜでしょうか?

生まれた直後はモスなどに隠れています。生まれてから1週間くらいすると見つけやすくなります。それでも見つからない場合は孵化直後に死んでしまった可能性があります。それは水質が悪いことが考えられるため亜硝酸、アンモニア、pHなどの確認をしてみてください。


10、バクテリアの添加を定期的にしたほうがいいでしょうか?

水質があまり安定していないようであれば添加してください。
安定している状態で無理に添加する必要はありません。


11、抱卵しても孵化までいかず卵がなくなることがあります。なぜでしょうか?

初産や若い個体では孵化まで至らずに頭注で卵を離すこともあるようです。順調育てば孵化まで問題なく行けるようになります。




        




12、どの種類の濾過槽がビーシュリンプに適しているのでしょうか。

水槽の大きさ、水換えの頻度、飼育しているエビや水草の数量・種類、ご予算により、適した濾過槽の大きさや方式は変わります。
水槽の水をきれいに維持するのが濾過槽の役割ですから、どんな濾過槽でもエビが元気に育っていれば問題ありません。
以下は、各濾過槽の説明です。


◇上面濾過

 水槽の上に濾過槽を乗せるタイプ。ポンプで汲み上げた水槽の水が濾過槽を抜け、 濾過された水が水面に落ちるフィルターです。濾過バクテリアの繁殖が速く、濾過 材の洗浄や交換を簡単に行えるのが特徴です。価格も比較的手頃なため、最もよく 普及しています。ただし、水草に必要な二酸化炭素(CO2)を空気中に逃しやすく、さ らに照明を置くスペースが限られてしまうので、水草飼育には適していません。水槽の水 を吸う“ストレーナー”や水を汲み上げる“プロペラシャフト”にゴミが溜って水流 が弱くなりやすいのでこまめなチェックが必要です。


◇水中フィルター

 水槽内のガラス面にキスゴムで固定する濾過槽。水中モーターにより、濾過材を通った水が水槽内に送られます。二酸化炭素(CO2)を空気中に逃さないという点では水草向きですが、濾過面積が少ないので、小まめな水換えが必要です。また、水中モーター自体がある程度熱を持つので、夏場の水温上昇には注意が必要です。


◇エアーリフト式底面濾過

 底砂の下に設置する濾過槽で、エアーポンプからの空気を利用し、砂利で濾過された水が水槽に送られます。二酸化炭素(CO2)を空気中に逃がすので、酸素の供給には適しています。空気を水槽に直接送り込むため、濾過バクテリアの繁殖が速く、飼育には適しています。水流量が少なく、濾過作用が弱いので、小まめな水換えが必要になります。


◇水中モーター式底面濾過

 エアーリフト式と同じく底砂の下に設置する濾過槽ですが、水中モーターを使う点が違います。水中モーターが砂利で濾過した水を水槽内に送り込みます。二酸化炭素(CO2)が空気中に逃げることもなく、濾過面積も広い上、底のほうの水が循環しやすいので水草に適しています。ただし、他の濾過槽よりも砂利に汚泥がたまりやすく、小まめな底砂の掃除を必要とします。また、底面濾過槽の下の汚泥を取るためには、その上に敷いた砂利をどけなくてはなりません。したがって底面濾過槽の大きさは水槽底面積の半分以内にすることが長期維持のカギです。


◇外部濾過

 水槽の外側(側面や下部)に濾過槽を設置する濾過方式。ストレーナーによって吸い込まれた水槽内の水はホースを通って濾過槽まで運ばれ、濾過された水が再びモ−ターによってホースを通り水槽に送り込まれます。様々なアダプターを用いることで、水草水槽や魚中心の水槽、テラリウムなどにも対応できる濾過装置です。


◇オーバーフロー式集中濾過

 モーターによって水槽に水が送られると、オーバーフローパイプから水が落ち、ドライ濾過槽で、大きなゴミを取り除く。その後、濾過槽に水が流れ、モーターによって水槽に送られる装置です。


13、繁殖させるための数は?

最低オス・メスが1匹ずついれば可能です。確立を高めるなら60?水槽で10-20匹がよろしいかと思います。


14、適した濾過材はなにでしょうか?

濾過バクテリアが付着しやすく、水槽の水に溶けないものを選んでください。目の細かい濾過材は目が詰まると濾過しなくなるので、
目の細かいものと粗いものを併用したほうが無難でしょう。


15、濾過材の洗浄方法はどうすればいいでしょうか?

水槽の中の水で洗浄するのがベストです。セラミックやプラスティック製の濾過材は、2〜3回すすぐ程度で充分です。
バケツに水槽の水を取り出して洗浄してください。ウールは、ひどく汚れている部分を交換します。ただし、すっかり新品に換えると濾過バクテリアが極端に減ってしまうので半分は古いものを残してください。


16、水が白濁しています。どうしたらいいでしょうか?

水の白濁は濾過バクテリアがうまく働いていない証拠です。まず、濾過槽を動かしたまま50%位の水換えを行ない、エアレーションします。
それから濾過バクテリアを投入してください。24時間経った後でも白濁している場合は、もう一度この作業を繰り返してください。
水が透き通っていれば、エアレーションを外します。もし、白濁が続くようであれば、問題は濾過槽にあります。濾過槽及び濾過材をチェックしてください。※水換え時にフィルターを止める場合は、必ずフィルターにエアレーションしてください。




        




17、水草のトリミングのタイミングと方法を教えてください。

トリミングは水草の形態や飼育者の目的により様々です。ここでは水草の形態別に分けて説明します。


1)有茎の水草

・よく伸びる丈夫な有茎草の場合は、長いと思う部分を節の少し下(5〜7mm)で切り取ります。残された茎の節から脇芽が生え、側枝が伸びます。また、切り取った部分は差し戻して植えれば成長を始めます。この作業を繰り返すことで、1本の水草を何本にも増やせます。

・成長が遅い有茎草の場合は、水面まで伸ばしてから半分位の長さに切り、切り取った部分をできるだけ明るい場所に植えます。二酸化炭素(CO2)の添加量を10〜20%増やすとうまく育ちます。


2)ロゼット状の水草

・水草を砂利から抜かないようにトリミングします。
・枯れ始めた葉を見つけ次第、根茎から1cmほど残して切り取ります。
・テープ状の葉が伸びすぎた場合は水面のあたりで葉を途中から切り取ります。茶色くなった葉や藻類が付着した葉は、見つけ次第切り取ります。


3)アポノゲトンやニムファなどの水草

・浮葉や花を咲かせる茎が伸びてきたら、見つけ次第切り取ります。伸び過ぎた葉は、茎を切り落とします。ニムファの仲間は根を痛めると浮葉が減り葉数が増えます。


4)グロッソスティグマなどの水草

ランナーで増える水草については、根本付近からザクザク床を這うように切ると、ランナー部分が独立します。増えすぎた場合は、ランナーごと抜いてください。


5)ショートヘアーグラスなどの仲間

根本付近から実際の芝生と同じ感じに葉を半分くらいに切ります。


18.二酸化炭素(CO2)を安価に添加するコツ、どうすればよいでしょうか?

ネットで最寄りの『酸素センター』『溶剤センター』を調べ、直接電話してみてください。水草用の炭酸ガスは錠剤、小型高圧ボンベ、スプレー缶などが販売されています。
もし、長期間使用する場合は業務用のボンベがお得です。いわゆるミドボンです。手に入れかたは、酒屋で5kgのビールのサーバー用ボンベをくださいといってください。
おそらく5,000から7,000円です。実質は、買い上げの場合、保障料が含まれますので実質3,000円くらいです。レンタルの場合はもっと安いでしょう。
これで5年くらいは持つのでかなり経済的です。レギュレターは専用のものが市販されています。
ADAからも販売されています。小型ボンベよりかなりお得ですのでご検討ください。

はじめはこのようなことを知らず、小型ボンベのセットを2万円くらいで買いましたが、ボンベがすぐになくなり大変コストが高くつきました。
1ヶ月で1本はなくなりました。1本1,000円くらいですからつらかったです。ですから、サーバー用のボンベならかなりお得だということが分かります。
これで、普通に使っても5年以上は持ちます。酒屋さんの選び方ですが、レストランと取引しているところ、チェーン店などの大きなお店がいいでしょう。
価格の相場ですが、保証金として5,000円(ボンベ返却時に返金されます)、二酸化炭素(CO2)ボンベ代として2,500円くらいなのでかなり安いことがわかるでしょう。
多くの店にはありますので何件か聞いてみて一番安いところになされるといいでしょう。


19.水草水槽に使える石はどのようなものですか?

水に成分が溶け出す石であれば、水質に影響が出ます。逆に溶け出してこない種類のものであれば、pH(水素イオン指数)やKH(炭酸硬度)などの水質に影響を与えることがありませんのでレイアウトに使えます。しかしながら、『石のほとんどは多少なりとも成分が溶け出す』ということです。まったく水質に影響を与えない石はそう多くなく、個人で石を拾ってレイアウトに使うことはやめた方がいいでしょう。最悪の場合、魚やエビが死ぬ、水草が育たないなどの影響があります。